自分でやらないという選択

最近は、自分でやるんじゃなくて、他の人ができることは、
他の人に基本すべてお任せすることにしています。
おかげで存在感が薄いかもしれませんが、それでいいと思っています。

楽するためにそうしているわけじゃなくて、
自分がやるってことがいいことじゃないと前から思っていました。

なんでかっていうと、一人でやってしまうと、その人が休んだりいなくなった時に、
まわらなくなってしまう。(SPOF的な感じになってしまうことは避けたい。)

皆ある程度、それぞれ得意な領域がありますが、共通で知っておくべきところを
いくつかつくっていくことをしておかないと、駄目だなと。
たまたま私がすべての領域をカバーしてやっているということもあって、
後ろにまわって、全体としてどうしたらいいのかを考えています。

おかげで表からは名前が消えた感があるわけなんですが、
実際にはやりとりしている内容のほとんどを私が書いていることもあります。
時々で自分がやるべきだと思えばやりますし、そうじゃないと思えばお任せするという感じです。

1. 得意な分野のものを得意な人にまわすということ(効率とレスポンス時間の厳守)と
2. 覚えてほしい人に仕事をまわして覚えてもらうってこと(先への投資)
もちろん、仕事として結果を出さないといけないので、
2の場合には、副担当として内容をよくわかっている人をつけるようにしています。

この両立をしていけるように今は考えていて、そのための間をつなぐ役に私は専念しています。

やり取りには全部目を通して、どういうやり取りが行われたか?
それぞれの意図は何か?
あたりを見ながら、全体として誰がその案件をやるのがいいのかだとか
こうしたらよかったかなとか反省しながら、日々やっています。

自分でなんでもやるということを止めるということ。
これを意識しないと、組織として考えた時のバランスが悪くなるし、
リスクが高くなる。

何でも出来るように見える幅の広い人に実際の作業すべてをお任せするんじゃなくて、
そういう人を色々なところをつなぐ役に使うってのもいい使い方かなと
最近は思っています。