能力の高い人

能力が高いと自分で思うなら、
人を力で押さえつけて無理矢理考えを押し付けないほうがいいかもしれない。
それは簡単なことだけど。

皆それぞれ自分の世界をもっている。そしてそれは変わらない。

自分がいいと思うことに自信があるなら、
周りの人にそっと必要な材料を提供すればいい。

そうすれば、周りの人達は、自分の世界の中で考えて答えを出してくれる。
そうならないなら、自分の能力がまだまだ足らないか、
周りとベクトルが大きく違うということ。

視覚の超トリックSPってテレビ番組をぼーっと見てた時に思ったこと。

人って物を見る時に細部よりも全体を見てしまう。
抽象化していって、カテゴライズして、こんな感じって。

そんな性質があるから、
同じように見えてて、実は違う時が一番怖い。

明らかに違うときは、すぐ分かるので手は打ちやすい。
同じように見える時は、間違いに気付かない。
だから、気付いたときにはもう手がつけられない。

能力がある人って、色々なことを抽象化して決める傾向があると思う。
(それが良さでもあるのだけど。)

『木を見て森を見ず』だなってよく言われることだけど、
木をちゃんと見ることを疎かにしていいってことじゃない。

上から物をみるだけじゃなくて、現場の細部を知ること。
一度は、泥水の中につからないで何が分かるのだろうか。