仕事を変えることで、畑違いの仕事をやることになったことは何回もありますが、
会社に育ててもらおうとか考えたことはありません。
中途採用されるということは、ポテンシャル採用だとか言われても、
即戦力として何ができるかを考えてやっていかなければならない。
自分はどんな人間で、何ができるのか?
それをつかって、会社に対してどんな貢献ができるのか。
入ってしばらくは、傭兵ですよ。
報酬も頂くし、それに見合うだけの働きをしなければならない。
甘いものじゃありません。
それ位の覚悟で望むので入ってすぐに、即戦力として働けなければ、
プロとしてかなりの失敗をしたと反省するしかありません。
これは今だからじゃなくて、昔からこういう考えです。
歳だとかやったことないとかを理由にして、できないとか
育ててとかはやっぱり違いますよ。
プロとして、報酬を頂いているという事実から逃げることはできません。
中途として入るからには、まったく何も知らずに入る新卒の子と
同レベルのサポートを会社に期待するのは、間違いです。
私自身、東京に来て、正直今までやったことないことをやっていますし、
やることの幅も広いです。其の中でも、自分の価値をどう出すか?
求められてることは何かを考えて、必死にやってきました。
何をそこまで考えてるんだと言う人もいますが、
この考え方は行き過ぎだとか思ったことはありません。
前を向いてひたすら進む。
歩みを止めないために今自分ができること。
これをやっているか、いないかが、
そのまま今の自分に反映されています。
一度立ち止まって、鏡にうつった自分を見てみる。
今日自分でやってみて、私は全然できていませんでした。
まだまだ出来るはずだし、自分として成長がどれぐらいできたか
考えたときに、これから更にやらないと駄目だなと。
周りがどうとかは関係がない。自分が考えたところまで到達できたか。
周りの状況とかそういうものに左右されず結果は出さないと本物じゃない。
そういう意味で私はまだまだです。
軽い気持ちで転職はするもんじゃない。
労働力の流動化だとかなんとか言う前に、其の流れに乗れるだけの力を
もっていますか?
目の前のことも出来ない人には、結局何も出来ないんですよ。
仕事が無くなるか、待遇がさがってなんとか採用されるか。
そいう厳しい面があるんだというのは常に意識したほうがいいんだと思う。
自分の能力を高く見積もりすぎないこと。大抵それ以下しかないものです。