言うこととやることの間

「やればいいんですよね?簡単ですよ。」
「そんなのすぐ出来ますよ」
とか、そんなことを言われたり、言ったことがあると思います。

経験上、こう言われたら信用しないことにしています。
だいたい見積もりが甘いんですね。

想定しないといけないパターンが抜けているとか、
やらないと行けない作業が一部抜けているとか。
こういうことを言う人は、だいたい作業見積もりした経験が
あまりない人に多い。

実際やってみてというと、予定したより遥かに時間がかかったり、
できなかったりする。

こんなことを昔から経験しているので、そんなの簡単ですよ的な
発言する人をあまり評価できないでいます。

言うだけなら誰でもできるし、言っただけで仕事が終わるわけじゃありません。
実際に見る人が、オッケーを出さなければ仕事は終わりません。

当たり前のことですが、口だけの人は、皆から評価されません。
でも、本人はだいたいの場合、俺はできると思っている。
なので、ずっと評価は変わらないし、そのまま放置されるわけですね。

そしてある時に気付く、周りに誰もいないってことに。

こういうところが見受けられる人には、少し厳しく対応します。
プライドが高いことが多いので、色々と考えることは多いのですが、
とにかく結果を出してから言おうねと何回も話をします。
ただ、こう言われるのは面白くないのは分かってるんですが、
いい人を演じることが必ずしも自分や相手にとっていいことではないと
思っているので、これはこれでいいと思っています。

言うこととやり遂げることの間には大きな溝があります。
ここを超えられるかどうかで、評価は180度変わります。

自分が口だけだと思われていないか、考えてみるといいかもしれません。
自分はできると思っている人は特に。