責任と報酬

皆仕事をして、その働きに対して、報酬をいただいて生活しています。

対価としていただく報酬について、私が思っていることがあります。

それは、責任の重さによって、報酬はかわるということ。

責任があまりない中で仕事をして、結果を出したとしても、
それは偶然かもしれないし、気が楽な中で出来たことで、
固定的に頂く月給をあげろと強くいうのは難しいのかなと。

自分として出来たラインが最低ラインになり、
負うべき責任の範囲や重さがそこで変わります。
これを受け入れることを約束すれば、報酬をあげましょうとなる。

責任が重い中でやりとげて結果を出すこと と
気が楽な中で誰かが責任とってくれるからいいよね。
とやって、結果を出すのは、意味合いが全然違います。

違いの一つとして、リスクの違いがあります。
責任があるということは、できなかった場合には、ペナルティがあります。
責任がないということは、できなかったとしても、特にペナルティはありません。

この違いは大きい。
リスクに対しても報酬は払われてる。

しかし、もっとも違うのは、有言実行か黙ってやるかの違いにあります。
責任があるときは、有言実行。
責任がないときは、黙って実行。

責任をもつということは、やるべきことを宣言し、
これを成し遂げますと皆に対して約束すること。
これは非常に重みがあります。

俺はできるのに報酬がもらえないと言っている人は、考えてみるといいかもしれません。
貴方がやるべき責任範囲はどこまでで、どんな責任を負っているのでしょう?
そして、もらっている人との違いはなんでしょう?

考えてみると、何か気付きがあるかもしれません。