会社だとか組織だとか一つの大きな固まりがあるとして、
それを詳しく見ていくと、最後は個人の責任にまでおちていく。
社長、役員、部長から課長から係長だとか主任だとかっていう人がいて、
その下で肩書きの無い人達がいる。
それぞれの立場でそれぞれの仕事で責任範囲がある。
何かあったら、全部上の責任だとか言う前に、
自分の責任は何ですか?それを言葉にして言えますか?
その責任を果たせていますか?を考えないと駄目。
自分は悪くないっていう話にする前に
自分がちゃんと責任を果たせていたのか?果たしているのか?
改めて考えること。
昔はよく上が悪いんだから仕方が無いとかよく言っていました。
今考えると自分も100%の力を出していたわけではないし、
自分の責任範囲以上のものを提供できていたか?と言われると
それに『はい』とは自信をもって答えられない自分がいます。
今考えるとすごく恥ずかしいことを言っていたと反省することばかりです。
人を批判する前に、最近は自分が悪くないかを考えています。
こう考えると、大抵何かしら自分が悪いという部分が出てきます。
こうすることの一番のメリットは、
冷静な気持ちで色々なことが考えられる機会が一度は作れるということです。
誰が悪いとか考えてると、冷静な気持ちで物事を考えられなくなるものです。
感情的になっている状態で人を責めて、うまくいったことはないと思います。
又、思い込みが強くでてきて、間違った方向に話が行きやすいという問題もでてきます。
まずは自分について考えること。
あなたの責任はなんですか?
そして貴方はその責任を意識していますか?
これを皆が意識すれば、方向が大きくずれることはないんじゃないかな。
この責任をお互いに認識して、それが間違っていないことを確認すること。
責任の内容が間違っていれば、行動指針も間違っている可能性が高いです。
仕事としてやるなら、責任はまず考えた方がいいし、
定期的に確認しようと思っています。