偶然と必然

偶然うまくいって、それで満足するか。
うまくいくのは当たり前だよね。そうなるようにやったんだから。と言えるぐらいにやるのか。

偶然うまくいって、勘違いしてしまうと後になって後悔することが多い。

色々な意味で大きく失敗して、それで気付いて少しづつ直していく。
それが正しい姿なのかもしれない。

失敗できるというのは、恵まれたこと。
失敗をカバーしてくれる人が周りにいること。
アドバイスをくれる人、怒ってくれる人等
周りには、誰でも必然に近づけるためのヒントをくれる人達が
数に違いはあるもののいるでしょう。

失敗したことにすら気付かずに、そのまま同じ道をあるこうとする人。
他人に問題を求める人、環境を問題を求める人。
自分も含めてこれをやってると結局ずっと変わらない。

そして先にすすむにつれ、ヒントを頂ける人の数も減ってくる。

若いうちに失敗しろと昔よく上司やお客様から言われたのだけど、
其の言葉が実感をもって感じられるようになってきた。

確かに歳を重ねるごとに失敗することのリスクってのはどんどん大きくなっていく。
腹を決めるためにも失敗をしてもいいので、少しでも色々なことを経験して
考えられるようにしなきゃならない。

そう考えると、時間って本当に短い。

偶然うまくいったことによろこんで終わるんじゃなくて、
必然として結果を出していけるように準備をこつこつとやっていく。

道を間違えずに、地道にやることが最後には結果に結びつく。
昔は、一発で簡単にうまく行く道があると思ってたんですが、
それは見えるところではそう見えるだけで、そうするための準備は
人並み以上にやらないといけない。

頭と体両方をバランスよく使っていかないと駄目だなとあらためて思った。