一年も終わり

今年一年は、とにかく目立たずに本業に専念する年としました。
なので、途中からブログの更新であったり、
イベントへの参加はあまりしませんでした。

東京に移動して、何もない状態からのスタートだったこともあり、
色々な意味で基礎をどうつくっていくのか、悩みながらやってきました。
その中でもいい上司に恵まれたこともあり、なんとか基礎はつくれてきたと思っています。

心と体に少し負荷がかかる場面も多かったですが、今までの経験が
いろいろな意味で役にたちました。
若い間に、いろいろなことを経験しておくことは、将来必ず役にたちます。

負荷という意味では、精神的に一番きつかったのは、昔の営業時代。
体的に一番きつかったのは、今の業界にはいった当初。

昔を思い出すとだいたいこんな感じでした。
・開発で、徹夜当たり前の生活。
・契約をとれなければ報酬も約束されない。
・契約をとれなければ、発言権すらない。
・お客様のところを毎日100件以上まわる。(お約束ともいえる名刺集めもやりました。)
・断られるのは当たり前、話もきいてもらえず追い出されることの方が多い。
 この状態のために、同行でついてきていた後輩もほとんど辞めました。最短で一日。

こんな中でも何とかやってこれたのは、上司の存在が非常に大きかった。
私が経験してきた中で、上司を分類するとこんな感じかなと思っています。

いい上司は、仕事は部下に任せるが、責任は上司がちゃんととります。
少しいい上司は、仕事を少しだけ任せるが、基本自分でやってしまう。責任は上司がとる。
ダメな上司は、仕事をまったく任せない。または、仕事丸投げで責任もとらない。

私が考えるいい上司は、人を育て、責任がとれ、後ろにあの人がいるなら大丈夫。と
部下に思われる人です。自分の力ではなく、部下の力をどう引き出すのか、それがすべてです。
なので組織をまとめるというところで考えると、本人の能力が高いかどうかというよりも、
別の能力のほうが大事なのかなと見てきた中では感じています。

こういったことも考えた上で、組織をどうしていくかということ。
個人としてどうしていくかということ。
来年は、両方真剣に考えていく年になるかなと思っています。