叱ることと優しさと

思い出すと、本当に昔は色々と怒られました。

営業時代は、結果に対して怒られ、
プロセスについて怒られ、
挨拶等の礼儀について怒られたりしてました。

人によって、怒るポイントは違ったりするんですが、
実力がどうこうという部分よりも、
注意すれば避けられたところであったり、
礼儀の部分に関しては、本当に怒られました。
力が足りないのはいいけど、手抜きしたり、
最低限の礼儀を考えない奴は許さんと。

何年か前から自分が怒ったりする立場になっていたのですが、
ただ感情に任せて怒るんじゃなくて、相手のことを考えて
怒るのってパワーがいるんですね。
だからなのか、何かに気付いても、何も言わずに
放置するタイプの上司もいました。

仕事以外でもプライベートで出会った人達の言葉は、
今でも自分の心の中に残っています。
色々と人に言えないようなこともありました。
其の中で厳しい言葉も色々ありました。
其のおかげで、自分の間違いに気付いたり、人の優しさを感じたり、
真剣に物事について考えることの意味を知りました。
今なら素直にありがとうと言える。其の当時は本当に余裕がなくて
何も言えなかったり、感情的になってしまったのですが。

ただいい人のふりをして、誰からも何も言われない存在でいればいいのか、
本当によかったかどうかなんてのは、時がたって後から分かるものだったりします。
今があるのは、今まで叱ってくれた人。そして優しさをもって
厳しい言葉をかけてくれた人達の言葉と行動があったからこそだと思っています。

そんなお世話になった人達のようになれるように日々考え行動するのが
私の今の目標です。