自分のやるべきこと

上にいけばいくほど、我慢することが多くなる。
我慢することは上に立つ人間の仕事の一つ。
何でもかんでも口を出しているうちは、まだまだということ。
全部に口を出していれるほど時間はないはずだ。
全部に口を出せる状況なら、本来自分がやるべきことをやっていないということ。

部下が失敗できる余地を残しておくこと。
そこで我慢できるかどうか。
自分で考え思い悩むことを経ずに人は成長できない。
人が成長できるチャンスを潰すことは罪だ。

こんなことを昔言われた。

この言葉を思い出して、最近は、なるべく口を出すようなことはしないようにしている。
ここまで来るまでには厳しめに色々と口を出しましたが、それは以前の自分の仕事だったため。

自分がすべきことは別にある。自分がやるべきことを行動できるレベルにまで具体化して
実行し、結果を出すことが自分の使命。
日常業務の片手間でやってきたことについて、片手間ではなく本格的に考えていこうと思う。
其の中で失敗し、思い悩むこともでると思うがそれを乗りこえていこうと思う。

x61にUbuntu9.04 amd64を入れてみた

x61 のバッテリーが死んでしまった。。
仕方がないので、新しいバッテリーを買ってみた。
500Gのディスクもあったので、それにUbuntu9.04 amd64を入れてみた。

# uname -a
Linux 2.6.28-13-generic #45-Ubuntu SMP Tue Jun 30 22:12:12 UTC 2009 x86_64 GNU/Linux
64bitにしてみた。

トラックポイントでのスクロール設定。

# sudo vi /etc/hal/fdi/policy/mouse-wheel.fdi


true
2
6 7
4 5
4 5
true


電源管理をするために
以下で tp-smapi を入れてみた。

$ sudo -s
$ aptitude install tp-smapi-source
$ module-assistant prepare tp-smapi
$ module-assistant auto-install tp-smapi
$ echo "tp_smapi" >> /etc/modules
$ echo "hdaps" >> /etc/modules
$ update-initramfs -u
$ modprobe -a tp_smapi hdaps

そして、再起動

$ dmesg | grep tp_smapi
[   12.911090] tp_smapi 0.40 loading...
[   12.911213] tp_smapi successfully loaded (smapi_port=0xb2).

$ dmesg | grep hdaps
[   12.950970] hdaps: inverting axis readings.
[   12.950972] hdaps: LENOVO ThinkPad X61 detected.
[   12.950976] hdaps: driver init failed (ret=-6)!

うぅん。。 failed ・・・


以下を参考にいじり直してみた。
http://www.thinkwiki.org/wiki/Installing_Ubuntu_9.04_(Jaunty_Jackalope)_on_a_ThinkPad_T61#Enabling_Active_Protection_System

$ sudo rm /lib/modules/2.6.28-13-generic/kernel/ubuntu/misc/thinkpad_ec.ko
$ sudo rm /lib/modules/2.6.28-13-generic/kernel/ubuntu/misc/tp_smapi.ko
$ sudo rm /lib/modules/2.6.28-13-generic/kernel/drivers/hwmon/hdaps.ko

# tp_smapi-0.4 from here: http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=1212&package_id=171579
# gnome-hdaps-applet-20081204.tar.gz from here: http://www.zen24593.zen.co.uk/hdaps/ 

/tmp/tp_smapi/ 以下に 上記のファイルをダウンロード

$ cd /tmp/tp_smapi/
$ tar xfz tp_smapi-0.40.tgz 
$ cd tp_smapi-0.40/
$ sudo make load HDAPS=1 FORCE_IO=1

$ sudo gedit /etc/modules
以下を追加

thinkpad_ec	
tp_smapi
hdaps

$ sudo gedit /etc/modprobe.d/local.conf
以下を追加。

# enable thinkpad_ec
options thinkpad_ec force_io=1

# option to correctly set tilting through hdaps sensor
options hdaps invert=1

$ lsmod | grep hdaps
hdaps                  20612  0 
thinkpad_ec            15896  2 hdaps,tp_smapi

上記のようにロードできていればいいが、
うまくロードできていないようであれば、以下を実行。
($ sudo modprobe thinkpad_ec tp_smapi hdaps)

$ sudo aptitude install hdaps-utils hdapsd

$ wget http://www.unet.univie.ac.at/~a0604095/hdapsd
$ sudo chmod 733 hdapsd
$ sudo cp hdapsd /etc/init.d/

$ tar xfz /tmp/tp_smapi/gnome-hdaps-applet-20081204.tar.gz
$ sudo aptitude install libpanel-applet2-dev
$ gcc $(pkg-config --cflags --libs libpanelapplet-2.0) -o gnome-hdaps-applet gnome-hdaps-applet.c
$ sudo cp gnome-hdaps-applet /usr/bin/
$ gcc $(pkg-config --cflags --libs libpanelapplet-2.0) -o gnome-hdaps-applet gnome-hdaps-applet.c
$ sudo cp gnome-hdaps-applet /usr/bin/
$ sudo mkdir /usr/share/pixmaps/gnome-hdaps-applet/
$ sudo cp *.png /usr/share/pixmaps/gnome-hdaps-applet/
$ sudo cp GNOME_HDAPS_StatusApplet.server /usr/lib/bonobo/servers/

再起動

$ dmesg | grep tp_smapi
[   12.779729] tp_smapi 0.40 loading...
[   12.779851] tp_smapi successfully loaded (smapi_port=0xb2).

$ dmesg | grep hdaps
[   12.830707] hdaps: initial mode latch is 0x05
[   12.830834] hdaps: setting ec_rate=250, filter_order=2
[   12.831055] hdaps: device successfully initialized.
[   12.856209] hdaps: driver successfully loaded.

うまくいったよう。

ファイルを見ると、残りが、96%以下になったら、100%までチャージになっていそう。
$ cat /sys/devices/platform/smapi/BAT0/start_charge_thresh 
96
$ cat /sys/devices/platform/smapi/BAT0/stop_charge_thresh
100

残り40%以下になったら80%までチャージするというような設定に変更。
$ sudo echo 40 > /sys/devices/platform/smapi/BAT0/start_charge_thresh 
$ sudo echo 80 > /sys/devices/platform/smapi/BAT0/stop_charge_thresh 

$ sudo vi /etc/sysfs.conf
devices/platform/smapi/BAT0/start_charge_thresh=40
devices/platform/smapi/BAT0/stop_charge_thresh=80

柔軟性だとかマルチだとか

柔軟性があるのはいいことかどうか。
粗結合はいいことなのかどうか。
マルチになんでもできるということがいいことなのかどうか。

私は、適度がいいかなと思ってます。
要らないものは要らないと捨てる。
この決断ができるかどうか。

できないことや制約も多いけど、それをどう使うかを提案すればいい。
需要がないなら需要を作ればいい。
それをするためには、目的をちゃんと理解しなければならない。

スキルを身につけるにしても、サービスや技術的なものを考えるにしても
なんでもかんでもというのは、時間が限られてる中では非常に厳しい。
全部中途半端だと何のため、誰のためのものなの?という状態になってしまう。
目的があって、ここまでにしようと思ってやっているならいいのですが、
そうじゃない場合が多い。

私自身は幅広く色々と今までやってきました。
もともと何かの専門家を目指すのではなくて、
それをどう使うかであったり、価値のあるものにするための話をするには
色々な技術なり業務を知る必要があると考えて今までやってきました。

それをいつまでも続けるのに限界を感じ始めたので、絞ったところで
勝負していこうと最近思っています。貯めるのではなくどう生かすか。
其のために身につけるべきことは別に多くあるのですが、目的ありでの話なので
どこまでにするかは考えています。

絞ること、適度な結合を考えてやることの重要性を実感する今日このごろ。

誰がやるか

どうやるか?は議論されるが、誰がやるかは結構適当な場合が多い。

誰がやるか?ということは、凄く大事なこと。
ここで間違えて、方法は間違っていないのに失敗してしまう場合が結構あります。
気合いや努力だけでは何ともならない。

乗せるべきではない人を乗せた場合のリスクは非常に高い。
それが原因ですべてが駄目になることも実際にあります。

誰が?ということについて常に意識するようにしたいものです。

Ubuntu9.04で無線LAN設定

久しぶりに家でUbuntuを触ってみることにした。
どうせなら新しいのを入れるかと、9.04 を新規にインストール。

無線がないと不便な感じなので、無線LANの設定にチャレンジ
バッファローの WLI2-CB-G300Nっていう無線カードを外付けして試してみた。
とりあえず、ndiswrapper を利用する方法でチャレンジ。

ndiswrapperをインストール
$ sudo aptitude install ndiswrapper-common
$ sudo aptitude install ndiswrapper-utils-1.9 

ルータについていたCDをマウントして、Windows用のドライバのあるディレクトリに移動。
その後以下のような操作を行うと動きます。

$ sudo ndiswrapper -i netg300n.inf

$ ndiswrapper -l
netg300n : driver installed

$ sudo depmod -a

$ sudo modprobe ndiswrapper

$ sudo ndiswrapper -m
adding "alias wlan0 ndiswrapper" to /etc/modprobe.d/ndiswrapper ...

ssid とか 暗号化キーのデータをルータのWEBインターフェイスで確認しておいて、
クライアントに設定します。※使用中となっているものを利用すること。

「システム」ー「設定」ー「ネットワークの接続」ー「無線」ー「追加」で、
さっき確認したSSIDを入力、
モードは、「インフラストラクチャー」のままに、
セキュリティは、「WPA&WPA2 パーソナル」に、
鍵は、先ほど確認した暗号化キーのデータを入力

これでつながった。

透き間

クラウドクラウド言ってる人を聞いてると、
それって儲かるの?という疑問で一杯になることが多い。

評論家的な話ばかりで、どこでどう収益あげるんだろう。
規模の経済じゃないけど、膨大な設備と技術力とノウハウを持つところと同じ土俵で勝負しても先はないし、
価格競争に巻き込まれて体力がないところは消えていくだけ。
夢だけでは飯は食えないのです。

例えば、SaaSやPaaSやHaaSだとかはじめるとして、どんな値段で誰をターゲットにするんでしょう。
今もう既に提供している有名どころと同レベルまでのものかそれ以上のもの提供できますか?
損益分岐点はどのあたりなんでしょう?(それを将来超えることができる計画がありますか?)
なんとなく見てると、恐らく薄利多売が基本になるんじゃないでしょうか。
薄利多売になれば、体力があるところが勝ちます。
ブランド力も影響をもちますし、多売は小さなところでは難しい。キャッシュももたない。
ここでいう小さいところというのは、相対的な規模で普通の大企業と言われるところも入る。


それも踏まえた上でどこで食べていくか?という透き間を狙うのがほとんどの企業の狙いになる。
外に出るものは無視して、内に残るシステムにフォーカスした手厚いサービスを提供するだとか。
インフラ周りは捨てて、その上のサービスで本当に価値のあるものを他の会社のインフラを利用して提供していく。
サービスと企業を結びつけるような仲介的なところだとか。これはSIに近いのかもしれませんね。ハード、ソフト、構築の結びつけ的なところということで。
大きな雲の透き間の小さな雲としてどんな役割を果たすのかをはっきりと明言できるかどうか。

極限まで抽象化すると、クラウドって、どのレイヤーまでを範囲にするかどうかという違いはあるけど、一言で言えばリソースの切り売り。
また別の方面から見ると、インフラなのかアプリケーションなのかという違いはあっても、すべてサービス。

GoogleとかAmazonとかSalesforceだとかが積み上げてきた大量のサーバなりアプリケーションを運用する技術やノウハウというものは
簡単にはほとんどのところは真似できないでしょう。そしてどれだけの費用と時間をかけてここまでのもの資産を持ち得たのかを
考えれば、障壁がかなり高いことは容易に気付くこと。これは、なかなか真似ができない強みです。

誰に対してどんなサービスを提供し、どんな価値をお客様に感じてもらうことを目指すのかを考えて、
それにして現実的なコストと売り上げを考える。
差別化できない強みはすぐに真似されて意味をなさなくなる。
最低限の技術力はあって当たり前。強みを提供するために技術は使われる。
ほとんどのところでは、透き間をぬって利益をあげていく技術力ではなくサービス力が求められていく気がする今日このごろ。